すみやきの小説置場

小説を書き始めた18歳から三十路の今に至るまでのすみやきの小説置場

中編

鮭チャーハンを食べる動物に恋をした。(2)

* 翌日の夜。 時計は深夜の一時を回っている。 深夜の自室。テーブルの上には、この時間までゆっくりと丹誠込めて冷やした炭酸水。 コンビニで買ってきたその炭酸飲料を飲むために僕は熱い風呂に長時間浸かってきたわけだ。 もう喉はからからでサハラ砂漠状…

鮭チャーハンを食べる動物に恋をした。(1)

やあ。いきなりだけど僕の話を聞いてもらいたい。 ほんのちょっと長くなっちゃうけどね。 今から僕の言うことを文字に起こしたら原稿用紙六十枚程度にはなると思うんだ。 だけど、話を聞くのに疲れたらお茶を飲んだり、寝っ転がったりして休んでくれてもいっ…