すみやきの小説置場

小説を書き始めた18歳から三十路の今に至るまでのすみやきの小説置場

もし『虐殺器官』の美人チェコ語教師がひぐちアサの『おおきく振りかぶって』を読んだら 【『虐殺器官』二次創作】

    1

「少し休憩しましょうか」
 ルツィアは教科書を閉じ、キッチンへと向かった。
 彼女のレッスンは一日あたり九十分間行われる。
 といっても、九十分の間ずっと授業を行うわけではない。ある程度区切りのいいところで一回休憩を挟む。
 この休憩というのが、彼女が入れてくれたお茶と彼女のお気に入りの茶菓子と彼女の落ち着いたトークつきというなんとも快適なものなのである。
 しかもゆったり三十分間もある。だから実質のレッスン時間はちょうど一時間ぐらいになるというわけ。
 今日もルツィアは紅茶を淹れてくれている。
 普段、ぼくが飲むものといったらコーヒーとコーラとバドワイザーぐらいのもの。
 だから紅茶なんて今まで飲む機会がなかった。最初は少し戸惑ったが、慣れれば紅茶も悪くはないかな、なんてことを思うようになっていた。
 一緒に食べる茶菓子は大概がルツィアが焼いたスコーンやクッキー。
 やはり手作りの焼き菓子なんてものも今まで縁がないものだった。焼きたての菓子がこんなにもいい匂いがして、こんなにも香ばしくて、こんなにも旨いものだったなんて初めて知った。
 普段、ドミノ・ピザバドワイザーなんて食生活を送っているぼくには、こういった手作りの家庭の味ってやつに飢えていたのかもしれない。
 ルツィアはいつも紅茶に自家製のオレンジマーマレードを落として飲んでいた。
 甘い香りが部屋一面を包んで、こっちまでいい気分になってくる。それにつられてぼくも自分のカップにほんのちょっとだけマーマレードを垂らしてみた。
 ぼくには少し甘すぎる気がしたのだが、彼女特製 のマーマレードの甘さ加減は絶妙で、心地よいほろ苦さもある。落ち着いた風味のアールグレイにぴったりなのだ。
 彼女の落ち着いた口調とも相まってなんともゆったりとした気持ちになってしまう。ソファーに横にでもなれば一発で夢の中だろう。
「それにしても、あなたって日本について詳しいんだね。びっくり しちゃった」
「ああ……大学時代に日本語をかじったことがあるから」
 先ほどのレッスンのことを言っているのだろう。ちょうどテキストで日本のことを扱っていたのだ。
 ここで扱っていた「アキハバラ」についてはちょっと専門外だが、ある程度日本の文化はわかってるつもりだ。
「日本の文学とかも知ってるわけ」
「そんなには知らないな。『ユメノキューサク』とか」
「面白いの?」
「まあ、ある意味面白い。おすすめしないけど」
「じゃあ、あなただったら知ってるかもしれないわね。あの……『マンガ』って知ってる?」
「『マンガ』」
 それが日本のコミック本を指し示しているのはわかったが、ルツィアが少し頬を赤らめているのが少し不自然な気がした。
「ああ……大学が文学部だったから。そういう分野が得意なやつもいたな。日本で言うところの『オタク』ってやつが」
「わたしもMITにいるときに日本のマンガやアニメーションが大好きな男の子がいたの。あまりにマンガを買いすぎてアパートメントの床が抜けたと彼が誇らしげに言ったのを覚えてる」
 どうすればそういう状態になるかはわからないけど、日本の「オタク」のコレクション能力が世界的に見ても異常であるということは理解している。さすが、夢野久作を生んだ国だ。
「その子のアパートメントを訪ねたことがあったんだけど、足の踏み場がないくらいにマンガで溢れかえっていたのよ。薄くて高い本も一杯あった」
 ルツィアの言うところの「薄くて高い本」が何を指しているかはわからなかった。彼女の頬がより紅潮しているのはどうしたことだろう。
「わたしはそこのアパートメントで初めて日本のマンガを読んだの」
 この国でも日本のマンガ、『ドラゴンボール』とか『ワンピース』なんかは紙の媒体として人気があるらしいからな。
「そこで読んだ『黄昏流星群』と『ゴーマニズム宣言』が未だに忘れられないの」
 なんで「友情」、「努力」「勝利」とは逆ベクトルの作品を最初に読む!
「けど、ここ何年かマンガとは無縁の生活を送ってきてしまって、最近流行っているマンガがわからないの」
『黄昏流星群』と『ゴーマニズム宣言』が流行ってた時期ってあっただろうか。いや、別にあってもいいけどさ。彼女の偏った漫画論を聞きつつ、この日のレッスンは終了した。

 レッスンからの帰宅途中、たまたま見つけたタッチボードを使ってUSAにアクセスする。
 日本、婦女子、喜ぶ、漫画、青春、と検索をかける。
 すると、「もしかして 腐女子?」と検索語の訂正を勧めて来た。
 日本語を学んだのはずいぶん前の話だ。だいぶ日本語にも自信がなくなってきたのでここはUSAの勧めに従うことにする。
 すると、水色をした表紙の野球漫画が出てきた。
 野球を題材にしている 作品だったら下品な内容ではないだろう。勧めた漫画に破廉恥なシーンの一つでもあったら、下心があるように見えてしまう。それだけは極力避けたい。
 それにしても、野球ものでなんで婦女子が喜ぶのだろう。日本の流行の文化っていうのは全くもってわからない。
 でも、多くの人に支持されているってことは、それだけ良質であるということでもある。
 ぼくは、大型書籍通販サイトに繋ぐとさっそくこの作品をぽちっていた。
 よくよく考えてみると、ぼくが彼女のためにわざわざ流行の漫画を買ってやる義理はないのだが、毎回出してくれるあの紅茶や焼き菓子のお礼だと考えれば安いものだろう。

 その夜、ぼくがピザハットのカニエビマヨキング(見ると「マリア様がみてる」ピザボックスと書いてある)をバドワイザーで流し込んでいると、郵便受けから「すとん」と音がした。
見ると、社名の下に口が描かれているマークが書いてある段ボールがそこにはあった。
 昼間に頼んだばっかりの漫画、ひぐちアサの『おおきく振りかぶって』がもう届いたのだ。
 別にぼくはプライム会員じゃないってのに。どんだけ早いんだこの通販会社。
 今度からこの会社名を逆から読んで「KONOZAMA」と読んで卑下するのはもうやめにしよう。ぼくはもういい大人なんだし。けど、これでルツィアにこの漫画を持って行けるわけだ。
 ぼくが部屋に戻るとウィリアムズが涙目でこっちを見ていた。
「よう、ウィリアム――」
「れいちゃんのばかー!」
 ぽかぽかぽかっとぼくの肩をウィリアムズが叩いてくる。どうやら、ぼくがぱくついてたカニエビマヨキング(「マリア様がみてる」ピザボックス)は、ウィリアムズが注文したものだったらしい(っていうか、「れいちゃん」って誰だ?)。
 ちなみに「ぽかぽかぽか」と可愛らしく肩を叩いているように見えるが、ウィリアムズは数々の特殊任務を果たしてきた特殊部隊員であることは間違いないわけで……当然、今のぼくは血まみれである。当然、痛覚マスキングなんてしゃれたものは持ち合わせてはいない。

 


     2

「わ、若い男の子同士が手ばつなぎよるとです!」
 興奮しているのはわかるが、なんで敬語になって、なおかつ日本の九州地方の訛りがついているのか、ということについては今のぼくには理解できない。
 野球において握手をするのはスポーツマンシップに則った行為であるから、別に彼女が頬を赤らめる必要は全くないのだけど。まあ、喜んでもらえた ようで何よりである。
 傷だらけの体にムチ打ってここまで出かけて来たかいがあったというものだ。目の前のアパートメントに居座っているにもかかわらず 尋常じゃない汗の量だったもんな。
「あの……ものは相談なんだけど」
 いたずらがばれた子どものような目で彼女はぼくを見る。
「やばい、可愛い」なんてことは全く思っていない。
 こちとら特殊部隊員なんだ、こんな目で見つめられてくらいで――あ、やべ可愛い! すげー可愛い! わーわー。
「今日、わたし、ちゃんとレッスンしなきゃだめかしら、帰ってこれをじっくり読みたいから。ね! いいでしょう。ね、普段頑張ってるわたしにご褒美的なやつ」
 いや、それは断る。なんでわざわざ大量の汗をかきつつ、何度も気を失いながらもこのアパートメントにやってきたと思ってるんだ。っていうか「ちゃんとレッスンしなきゃだめかしら」って何だよ。そりゃちゃんとしなきゃだめだよ! 仕事なんだから!
 と一通り文句を言ってみたが、彼女は聞く耳を持たない。ルツィアはぼくがもってきた『おおきく振りかぶって』を夢中になって読んでいる。
 読書中の彼女の顔ときたら、名門マサチューセッツうんぬんを微塵にも感じさせないほどの緩みようである。
 気がつけばもう既に八巻まで読破し終わってる。いや、速すぎるだろ常識的に考えて。
「ねえ、野球をする男の子っていうのは……その……みんな頭を丸くするものなのかしら?」
 うーんと、よくはわからないが、そういうしきたりみたいなものがあるのかもしれない。けど軍人が頭を丸めているように気合いをいれるためかもわからない。どっちにしろ深い意味はないと思う。
「これはわたしの推測でしかないんだけどね……きっとこの子たちはわたしを喜ばせるために坊主頭にしてるんだと思うの」
 おまえは何を言ってるんだ?
「ああ、花井くんの坊主頭を撫で回してあげたい……」 
 マジで何が起こった?
 ちなみに「花井くん」はこの漫画でいうところの野球チームのキャプテンを務める 男子のことを言っているらしい。
 この花井くん、なんとなくアレックスに似ている気がしないでもない。今度、アレックスの部屋に行ったら、聖書を全部この漫画にすり替えてやろうかな。
 そうしたら彼はどんな顔をするだろう。まあ、めんどくさいからやらないんだけどね。あと若干命が惜しいし。
「はい! もう、いいや! じゃあ今日のレッスンはここまで! 次のレッスンまでにこのテキスト終わらせてきて!」
 投げやりにもほどがあるだろ! 「もう、いいや!」って言っちゃったよこの人!
 あと無駄に自習の量が多すぎる! やい、月謝泥棒!
 そんな、山本太郎ばりの抗議も虚しく、ぼくはあっという間に玄関へと追いやられてしまう。(ちなみに山本太郎とは、日本の俳優で「天才・たけしの元気が出るテレビ」で一世を風靡した男だ。そういえば彼も若干坊主頭っぽい気がしないでもない)
 文句を言い続けるぼくに彼女はこう言ってきた。
「日本の古いことわざでもあるでしょう……『だって、人間だもの』!」
「そ、それ、ことわざじゃな――」
 反論する暇もなくアパートメントのドアは閉められてしまった。もう、彼女には何を言っても無駄らしい。
 ぼくは余った時間をタッチボードで自分の本名を検索して同姓同名の人を探したり、ペイントで無駄な絵を描いたりして潰した。

 持ち帰り、そういうのもあるのか。
 それにしても、この「ドミノ・ピザ」と「ピザハット」と「ピザーラ」の組み合わせはピザとピザとピザでかぶってしまったぞ。
 それにしても、テリヤキチキン味って男の子だよな。
 あと、生地をクリスピーにしたのは正解だった。
 そうなってくるとこのハラペーニョの付け合わせが活きてくるってもんですよ。
 ぼくが一足先に部屋に戻り、孤独のグルメを堪能していると急にウィリアムズが部屋に入ってきた。
「ウィリアムズ! モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ、独り静かで豊かで――」
 ウィリアムズは黙ってぼくを羽交い締めにするとそのまま、アームロックの体制に入った。どうやらこれらのピザもウィリアムズが買ってきたものらしい。

「ウィリアムズ。それ以上いけない」

 腕が見たことないような方向に曲がった。当然、痛覚マスキングなんてしゃれたものは持ち合わせてはいない。

 


   3

「はあ……、ねえ、わたし、花井くんの妹になれないかな」
 どうした? マサチューセッツ
「けどね。花井くんには もう妹がいるの。双子の。遥ちゃんと飛鳥ちゃんて言うんだけどね。あ、この二人の名前テストに出るから」
 出すな。そんな問題!
「どうせ、花井くん優しくて、面倒見がいいから、二人の妹の髪とか結んであげてんだろうなー。それも毎朝! きゃーあ。困っちゃうね」
 困っちゃうのはこっちだ。「きゃーあ」じゃねえよ。「きゃーあ」じゃ!
 今日はなんとかレッスンが始まったものの、口を開けば花井くんのことしかしゃべってない。
 いつものようにお茶と焼き菓子をもらっているのがせめてもの救いだが、こっちは知りたくもない花井くん(アレックス似)の情報ばっかり頭に入ってくる。
「では、ここで問題。花井くんの家から通っている西浦高校までどれくらいかかるでしょう?」
「自転車で行きが三十分、帰りが四十分」
「行きのほうが速いのはなぜでしょう?」
「『どわーっ』っと急いでるから(作者談)!」
「はい、正解!」
 何の 役にたつんだこの知識!
「これさえわかってればセンター試験で九割は余裕です」
 もうチェコ語関係なくなってる上になんだよセンター試験って! 受ける機会が後にも先にもねえよ!
「はあ、花井くんがうたたねしてるところに行って眼鏡はずしてあげたい! あ、けど練習中のうたたねの場合だと花井くんは眼鏡をかけてないわけだよねー」
 驚きのどうでもよさ!

 もはや、花井くんのことを語る時のルツィアは周りが見えてないらしい。
 現に大量の包帯を巻かれながら、点滴を打ちつつ、車いすでやってきたぼくに対するリアクションが全く見受けられないから。すげー痛いんですけど。さっきから幻覚が見えるレベルで痛いんですけど! というよりこんなコンディションでアパートメントに来るぼくもぼくだ!
「ねえ、今から花井くんにはどんなニット帽が似合うかということについて小一時間語りたいんだけど」
チェコ語に関係あるんだったらいいよ」
「あるわけないでしょ!」
「正直帰りたい!」
「今日は帰らせるわけにはいかないのです。実はあなたにやって欲しいことがあるの」
 彼女はそう言うとテーブルの上にどん、と紙の束を載せた。
 百枚いや二百枚はあるだろうか。紙には活字でびっしりと埋め尽くされている。
「わたしと花井くんとの妄想を小説に書いてみたの」
 何? そのぼくの手に負えない 無駄な情熱! しかも小説って!
「だって言ったじゃない。『小説を書くといい』って。ルーシャスの店で!」
 言った気がしないでもない!
「四百字詰め原稿用紙三百五十枚分よ」
 文庫本一冊分書いちゃったよ!
「三日で書き上げたわ!」
 メフィスト作家か!
「途中からわたしと花井くんの妄想というよりは、花井くんと西広くんとの友情を越えた恋物語になってしまったけどもね。受けにされがちな西広くんをあえて攻めにすることでわたしの妄想と作者のひぐちアサさんのキャラクターに対する愛情がシンクロして――」
 すげえめんどくさい上に聞きたくもない話に発展していきましたけど!
「ちなみに、西広くんと三橋くんのお母さんの顔のパーツはほぼいっしょだということも覚えておいてね。河合塾のセンタープレ模試あたりで出るから」
 天下の河合塾でもそこまではカバーしてねえよ! あとさっきから何? その教科!
「この小説のおかげで今わたしは小説投稿サイトで神として崇められているわ」
 なんてコメントしていいかわからん! よかったね、の言葉もおそらく必要ない!
「最近は閲覧数が二桁程度のオリジナル小説を読んでは鼻で笑うのがマイブームね」
 いろいろと人間失格だよ!
「というわけで、あなたにも読んで欲しいの。今日中に。それとレポート用紙五枚以内でレビューも付けてね」
 嫌がらせにしても度が過ぎるだろ!

 どうやら、ここでチェコ語を学べるようになるのは当分先のことらしい。
 けど、彼女がたまにみせる屈託のない笑顔だったり、頬を赤らめた時の表情だったり、少女のような目の輝きだったり――こんなルツィアはジョン・ポールでも見たことがないのではないだろうか。
 そんな彼女を見ることができただけでもぼくはここに来て良かったのではないかと思ってる。
 包帯がぐるぐる巻きでも、点滴を打たれてても、車イスに載ってても――だ。

 


     ◇◇◇

 もう、これはチェコ語カフカを読めるようになる、とかそういうレベルじゃない。
 USAで、このチェコ語で 書かれた文章を見つけたのは、彼がこのプラハからいなくなってからしばらくしてのことだった。
 まだ彼が使っていたティーカップは食器棚で誰に使われることもなく、眠ってるし、彼が褒めてくれた焼き菓子は、毎日焼いては誰にも食べられることもなくテーブルに置かれている。
 もう彼がこのプラハに来ないことはわかっていた。だけどなぜだろう。わたしには彼ともう一度会える気がしてならないのだ。
 そんな矢先に彼のSNSを見つけたのだった。
そのSNSは全てチェコ語で書かれていた。
そして、「小説」と呼ぶには本当にお粗末な文章が毎日更新されている。
 正直、内容は最悪としか言いようもなく、構成もなってはいないが、チェコ語としては文法からスペルに至るまで非の打ち所がなかった。
 そもそも、「びしょっぷ@あずにゃんぺろぺろ」なんてハンドルネームからしてふざけていることは確かなのだ。(というよりこのハンドルネームのおかげで彼のSNSアカウントを発見できたのだが)
 彼にとってこの教室でのレッスンは何だったのだろう。
この文章であるようなことが起っていないのは当然としても、彼とのマンツーマンでの授業はあっという間に過ぎていってしまったのを今でも覚えている。
 チェコ語教師としてもう数えられないほどの生徒を教えてきたが、あんなに居心地のいい空間は初めてのことだった。
 もちろん彼の会話術が優れていたというのもあるかもしれない。だけどそれだけではない気がするのだ。
 彼の持って生まれた人柄、そしてどこかで傷ついている彼自身の心。
 そんなものが垣間見えて、わたしは彼を守ってあげたい 感情が生まれていたのも事実である。
 それにしたってわたしは彼にとってこういう風に見えていたのだろうか。
 わたしが日本の『オタク』みたくなることなんてありえないのに……。
 そもそも、わたしはこの文章に出てくる野球漫画だって知らないのだ。
 ふと、気になってわたしは検索をかけてみた。
 そこでわたしはきっと手をすべらせてしまったのだろう。
サイト検索ではなく、画像検索をクリックしてしまったのだ。
 そしてその画面には――。

「……わ、若い男の子同士が手ばつなぎよるとです」

 そのまま、わたしが大型書籍通販サイトへのリンクをクリックしたことは言うまでもない。

                                     (了)